海外でインターネットを利用する場合下記の方法がございます。

１）ＩＳＤＮ、ＡＤＳＬ、無線ＬＡＮやケーブル回線などブロードバンドでの利用

２）電話回線を利用したダイヤルアップでの利用

日本国内ではほとんどの地域や建物でブロードバンドでの利用が可能です。ブロードバンドでの利用は一般的に常時接続で速度も速く快適にインターネットが利用出来ます。しかし、海外ではブロードバンドでの利用が制限されたり利用速度に比べ費用が高額であったり、ブロードバンドが利用出来ない地域などダイヤルアップでの利用を余儀なくされる場合があります。

また、現地に到着後すぐにメールを利用したいと思っても、ブロードバンドが開通するには数週間かかり当初は通常の電話回線でのダイヤルアップでの利用になったケースも数多くお聞きします。ダイヤルアップでの利用はブロードバンドに比べ速度が遅く、また利用するにはモデムが内蔵されているパソコンを用意する必要がございます。

当社は海外に行かれる方の状況に応じたパソコンの販売や、滞在先のプロバイダー情報提供などを行っております。特に、ダイヤルアップでの接続の設定はある程度のパソコンの知識が必要です。パソコンに余り詳しくない方は出発前にパソコンに詳しい方やプロバイダーのカスタマーサポートのアドバイスをもらいながら、あらかじめインターネットの設定を済ませたパソコンを持参されるのが安心です。

カテゴリー１海外でインターネットをブロードバンドだけで利用される方

欧・米の都市や香港、シンガポールなどインターネットインフラが進んでいる国・地域に行かれる方などで滞在先でブロードバンドが利用できる事が確実で、現地に行かれてから現地プロバイダーとの契約や設定を行う方。現地ではダイヤルアップ接続を利用しません。

注意事項としては現地プロバイダーが配布する設定用ＣＤは日本語環境が壊れることもありますので、持参するパソコンには読ませない方が無難です。設定は画面で行うことをお勧めします。

カテゴリー２海外でインターネットをダイヤルアップとブロードバンドで利用される方

滞在先が未定でブロードバンドが利用できるか不明、あるいはすぐにブロードバンドが利用できないため、取りあえず出発前にダイヤルアップで利用できるようにセットアップして現地に到着して落ちついてからブロードバンドでの利用を開始する方。あるいは、現地で旅行、出張の際にダイヤルアップでインターネット・メールを利用予定の方など。

注意事項としては持参されるパソコンは現地での使用認可を取得したモデムが搭載されているモデルを可能な限り選択することです。使用認可を取得していないモデムでの使用は自己責任での利用となります。